
ロンドンの新聞社で働くアイリスは会社内で行われたクリスマスパーティーで、同僚で恋人のジャスパーが他の女性と婚約したことを知らされる。 ロサンゼルスで映画予告編制作会社を経営するアマンダはいくら悲しくても涙を流せなく、恋人の浮気も発覚。そんな失恋したばかりの女性2人が全てを忘れる為に2週間の休暇を利用してホームエクスチェンジし、お互いの人生を交換することに。
キャストの豪華さは言うまでも無く、2つの恋愛映画を1本で見られたようなお得感もあります。 軸となるストーリーはよくある恋愛夢物語チックではあるものの、どこか彼女たちの心情がリアルに胸に刺さったり、恋愛以外の部分にやけに胸が締め付けられたりと見どころが満載です。 押し付けがましくはなく、じわじわと幸福感が続いていくような、観ていると「シアワセな恋、いいなぁー」と心底思ってしまうそんな恋愛映画です。 タイトル通り休日にゆっくり見るのがおすすめ。ゆっくり・ほっこり心に染みこむ映画です。
ハワイの水族館で獣医として働くプレイボーイのヘンリーは、ある日朝食を食べる為に寄ったカフェでルーシーと出会い一目惚れをする。意気投合し仲良くなった2人だったが、翌日同じカフェで再会するも、ルーシーに他人行儀で冷たくあしらわれてしまう。 実はルーシーは1年前に交通事故に遭いその後遺症から前日の記憶を無くしてしまう短期記憶喪失障害であった。 家族や周りの温かい支援でルーシー自身はそのことを知らずに同じ毎日を繰り返す日々を送っていたのだ。 そんなルーシーをヘンリーは諦めることが出来ず、毎日ルーシーに初対面の挨拶から愛を告白し続ける。 徐々に2人の関係は進展していくように思えたが…。
何度デートを重ねても前日の記憶が無いルーシーの気を引こうとあの手この手の奇策でアタックするくだりは、クスクス笑わずにはいられません。ルーシー役のドリュー・バリモアの笑顔が何と言ってもチャーミングでこんな笑顔が毎日見たくてヘンリーは恋をしてしまったのだな、と男心も勉強させられます。とにかくヘンリーのひたむきさに胸を打たれます。 恋愛コメディではありますが、笑いと涙が溢れてくる作品です。 ラストシーンは意外な結末となりますが、そこがまたこの作品の素晴らしさでもあります。 『好きな人と一緒に居られる、それだけで幸せ。』そんな気持ちになる、温かく、まっすぐなラブストーリーです。
男運が無く、失恋続きの上に仕事の帰り道で男達にレイプされそうになる主人公キャロライン。そんな彼女をレイプから救ったのは同じ仕事場で働く無口な男アダムだった。キャロラインはそれをきっかけにアダムが気になり始め、またアダムはキャロラインにずっと前から密かに想いを寄せていた。2人は愛を育んでいくが、アダムは重い心臓病を患っていて…
とにかく切ない!!この一言に尽きます。涙なしでは見る事の出来ない純愛ストーリーです。 『シザーハンズ』を思い出す、不器用で切ない純粋な気持ちが蘇ります。 ストーリーはありがちな展開ですが、登場人物のキャラクターと音楽の良さで違和感はなく、すんなり見入れます。初恋を思い出させる純愛ストーリーで胸がキュンとなることは間違いありません。
ニューヨークに住むホリーとジェリーは、時には喧嘩をしつつも幸せな日々を送る夫婦だった。しかし、突然の悲劇により最愛の夫ジェリーを失ってしまう。彼の死を受け入れられず、絶望に打ちひしがれる彼女のもとに、30歳の誕生日の贈り物が届けられる。それは、ジェリーが残したメッセージ入りのテープレコーダーとバースデーケーキだった。それから毎月1日になると、夫から消印のない手紙が届くようになる。その手紙の最後は、必ず“P.S.アイラヴユー”という言葉で締められていた。そして、ついに届いた最後の手紙。だが、そこからが彼女の本当の人生の始まりだった…。
亡き夫からのステキなラブレターに導かれて主人公ホリーが生きる事に前向きになって行く過程には涙あり、笑いもあり物語にどんどん引き込まれていきます。 亡き夫からの愛に満ち溢れたラブレターも素敵ですが、何と言っても義母と母の大きな愛に感動します。 “P.S.アイラヴユー”を見ていると『いつかこんな愛され方をしてみたい…』と胸がキュンとします。